遺影にふさわしい表情とは?選び方と撮り方での表情を解説
写真:真早流結実

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フォトグラファー

真早流結実

プロフィール写真をはじめ、モデル広告撮影や、ミセス関西コレクションオフィシャルカメラマン、愛知県大府市パンフレット専任フォトグラファーとして行政関係の撮影も行うなど幅広く20年近く活躍している。

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【目次】

  1. はじめに
  2. 遺影にふさわしい表情とは?
  3. 多くの故人の写真から遺影を選ぶ上でふさわしい表情とは?
  4. 遺影を撮る際にふさわしい表情にするコツ
  5. 故人の写真で表情が原因で遺影にするか迷ったら加工してしまおう
  6. 遺影の表情のまとめ

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はじめに

遺影は故人の生きていた頃を写す大切な写真。そして、故人を偲ぶための拠り所でもあります。
昨今の終活ブームで、生前に遺影を用意する方も増えてきました。しかし、いざ撮影するとなると表情に困ってしまうなんてこともあり、また、突然の不幸で故人の遺影がない場合も、どんな表情の写真が良いか迷ってしまうことは多いでしょう。

今回の記事では、遺影にふさわしい表情を解説していきますので、遺影の撮影や選ぶ際の参考にしてみてください。
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遺影にふさわしい表情とは?

遺影にふさわしい表情とは?選び方と撮り方での表情を解説2

そもそも遺影には何かしら決められたルールなどはありません。そのため、表情においても真顔でなくてはならない、などと定められた表情はないです。

遺影とは、故人を思い返すために飾られる写真。したがって、遺影のふさわしい表情とは、その故人の生前の姿が鮮明に思い出されるような表情なのです。

「普段からよく話して笑う人」なら満面の笑顔、「生前は無口で頑固な方だった」とならば、真顔でキリッとした表情がふさわしいです。

多くの故人の写真から遺影を選ぶ上でふさわしい表情とは?

遺影にふさわしい表情とは?選び方と撮り方での表情を解説3

故人の遺影がない場合は、亡くなった後に親族が用意する必要があります。
その際、たくさんの写真の中から遺影にする写真を選ばないといけないので、どれがいいのか迷ってしまうこともあるでしょう。

「生前の姿が思い返せる表情が遺影においてふさわしい表情である」と伝えましたが、とはいえ、選ぶ上でどんな表情が遺影に適しているのか迷われる親族の方もいると思います。
ここでは、遺影を選ぶ上でふさわしい表情をおすすめ順に紹介していきますので、参考にしてみてください。

(1) 微笑み

微笑んだ表情の遺影は、上品で落ち着いた印象になります。
なおかつ、笑っていることで優しい印象も持たせられます。

遺影を見る人たちも、微笑みの表情につられ、おおらかな気持ちになります。

(2) 歯が見えるほどの満面な笑顔

歯が見えるほどの満面の笑顔なら、明るく元気な印象になります。
遺族の悲しい気持ちを紛らわせることや、元気づけることにも繋がるかもしれません。

(3) 凛とした真顔

凛とした真顔は威厳を持たせることができます。
故人が真面目で厳格な印象のある方だったなら、こういった表情の遺影にするものいいでしょう。
そうすれば、より故人をイメージしやすくなります。

遺影を撮る際にふさわしい表情にするコツ

遺影にふさわしい表情とは?選び方と撮り方での表情を解説4

これから生前に遺影を撮影しようと考えている方も、「どんな表情にすればいいのか」と悩まれている方も多いでしょう。
先ほど1番目に紹介したように、微笑み程度の表情が遺影としてはおすすめです。

見る側が思わず和んでしまうような微笑んだ顔の写真。
ここでは、そんな表情にするコツを解説していきます。

遺影にふさわしい微笑みにするコツ

写真を撮る時のコツとしては、少し口角に力を入れて上にあげるようにしてください。
そうすることで、自然な微笑みになりやすいです。
逆に表情を作ろうとしすぎると、変に力が入って目元が小さくなりすぎたり、変顔に近くなったりと、不自然な表情になってしまうこともあります。

もしご家族で遺影を撮りに行く予定があるなら、撮影中に表情のコツを教えてあげましょう。

故人の写真で表情が原因で遺影にするか迷ったら加工してしまおう

遺影にふさわしい表情とは?選び方と撮り方での表情を解説5

故人の遺影を笑顔の写真にしてあげたくても、適した写真が見つからず困ってしまうこともあるでしょう。
でも大丈夫です。そんな時は遺影写真を加工してしまいましょう!

加工技術を使えば、真顔の写真でも自然な笑顔の写真にすることができます。
諦めて真顔の写真を使用する前に、プロの加工修正業者やサービスに問い合わせてみましょう。

遺影の表情のまとめ

  • ・遺影は故人の生前の姿を感じられるような表情がふさわしい
  • ・おすすめは微笑み程度の笑顔の写真
  • ・業者に頼んで加工すれば、真顔の写真でも自然な笑顔にすることが可能

以上、遺影の表情について解説してきました。
普段あまり考えることのない内容かと思いますが、誰しもがいつかは経験することでしょう。
本記事で皆さまのお役に立てれば幸いです。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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