【目次】
- はじめに
- 遺影の飾り方にはマナーはあるが決まりはない
- 一般的な遺影の飾り方のマナー
- 遺影は必ず壁に飾らないといけないの?
- 遺影を飾るふさわしい場所
- 近年流行!おしゃれな遺影のおすすめな飾り方
- 遺影のおしゃれな飾り方のまとめ
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故人の葬儀が終わり、自宅に遺影を飾ろうと考えた時にどのように飾ろうか迷われる方もいらっしゃるでしょう。
遺影の飾り方について
「遺影の飾り方にマナーや決まりごとはあるの?」
「遺影を飾る時、どんなことに気をつければいいの?」
「おしゃれに遺影を飾りたい!」
などと、疑問や遺影の飾り方に希望がある方も多いかと思います。
遺影の飾り方には、四十九日前後で違いがあったり、良い方角があったりなど、いくつかのマナーはあります。しかし、必ずしもそれらを守らなければいけないということはありません。
また、近年住宅事情の多様化により、おしゃれなフォトフレームなども数多く販売されているため、おしゃれに遺影を飾ることもできます。
この記事では、マナーを守りおしゃれに遺影を飾る方法を紹介いたします。
遺影の飾り方のマナーだけでなく、インテリアと調和するおすすめのアイテムも紹介しますので、ぜひ参考になさってくださいね。
遺影の飾り方にはマナーはあるが決まりはない
遺影の飾り方には、厳格な決まりごとはありませんし、必ずしも部屋のどこかに飾らなければいけない、というルールもありません。
なぜなら、遺影自体には宗教的な意味合いはない、とされているからです。
しかし、一般的な遺影の飾り方のマナーはあり、マナーに沿って遺影を飾る方が無難とされているのが日本の現状です。
また、宗教や地域風習によっては遺影の飾り方に決まりごとがある場合もあるため、事前に確認した上で遺影を飾ると良いでしょう。
一般的な遺影の飾り方のマナー
遺影には以下の5つのような、一般的な飾り方のマナーがあります。
- (1)遺影の飾り方は四十九日で変わる
- (2)遺影は南・東向の方角で飾る
- (3)仏壇の中や真上には飾らない
- (4)神棚がある場合は神棚より低い位置に飾る
- (5)宗派や地域風習で飾り方がある場合は従う
一つずつ、詳しく解説していきましょう。
(1) 遺影の飾り方は四十九日で変わる
基本的に遺影の飾り方は、四十九日を迎える前と後で飾り方が変わります。
そもそも「四十九日」とは、故人が亡くなった命日から数えて49日目を指し、仏教では遺族はこの49日目を境に、喪に服す期間を終えます。
喪に服している間、またその後によって、遺影の飾り方は変わるのです。
四十九日“前”の飾り方
四十日前の飾り方は、葬儀後自宅に戻った故人の遺骨を一時的に祀っている「後飾り祭壇」と一緒に遺影を飾ります。
多くの場合、後飾り祭壇の上段に遺影を飾りますが、稀に中段に遺影を飾る場合もあります。
四十九日“後”の飾り方
四十九日が過ぎたら、遺族の好きなように遺影を飾ることが許されます。
床の間や仏間などの近くに遺影を飾る方が多いです。
こちらもルールや決まりはないため、遺族が満足する位置に飾ると良いでしょう。
(2) 遺影を飾る方角は南・東向き
遺影を飾る際には、南向き、もしくは東向きで飾ると良いです。
仏教だけでなく様々な宗教で、方角によって縁起が良い、悪いなどといった意味合いがあることは少なくありません。
遺影には宗教的な意味合いはないので、基本的にどの方角で飾っても問題ありませんが、南向き・東向きの方が縁起が良い、と考えている方も少なくないため、遺影は南、もしくは東向きで飾りましょう。
しかし、日当たりの関係で南向き・東向きでは写真に直射日光が当たってしまう、という場合は、写真の劣化を防ぐために、方角は気にせず飾ると良いです。
(3) 仏壇の中や真上に飾らない
遺影は仏壇の中や仏壇の真上に飾らないようにしましょう。
なぜなら、仏壇は御本尊を納めるための大切な場所であり、そんな御本尊の真上に飾る行為は、御本尊を見下す行為にあたる、と言われているからです。
拝むためにある御本尊を見下す行為は、手を合わせにきた客人から、マナーがなっていないと、敬遠される可能性もあります。
遺影は仏壇の近くに飾ると良いと言われていますが、仏壇の中や真上には飾らないように気をつけましょう。
(4) 神棚がある場合は神棚より低い場所に飾る
遺影を飾りたい部屋に神棚がある場合は、神棚よりも低い位置に遺影を飾りましょう。
神棚より低い位置に飾ることに関して宗教的な意味合いはありませんが、日本では昔から神様を大切にする風習があります。
神様よりも高い位置や同じ位置に遺影を飾ってしまうと、マナーがないと感じる方もいるため、神棚よりも低い場所に遺影を飾ると良いです。
しかし、住宅状況の問題で神棚より低い位置に遺影を飾ることが難しい場合もあるかもしれません。
神棚より低い位置で遺影を飾る場所がない場合は、できる限り遺影と神棚の位置を離したり、できれば神棚のある部屋に遺影を飾らないように工夫しましょう。
(5) 宗派や地域風習での飾り型ルールがある場合は従う
基本的に遺影には宗教的な意味合いはありませんが、宗派や地域の風習によって遺影の飾り方やルールがある場合もあります。
例えば、総本山に向かって拝む「真言宗」では、拝む方向に向かって遺影を飾らなければいけない、という決まりごとがあります。
総本山に向かって拝むため、拝む方向に遺影がくるようにしなければなりません。
また、「曹洞宗」では南向きに遺影を飾らなければいけない、というルールがあり、「浄土宗」は遺影を仏壇には飾らずに四十九日まで後飾り祭壇に飾らなければならないのです。
このように宗派によっても全く違うルールが存在するので、遺影に関する一般的なルールや決まりごとと少し異なる場合でも、宗教や地域風習での飾り方のルールがある場合はそちらを優先しましょう。
(6) 基本的な飾り方は右から左へ先祖順
先祖代々遺影を飾っている家庭の場合は、右から左へ、亡くなった順番に遺影を飾りましょう。
遺影の飾る場所は向かって右の方が位が高いと言われているからです。
新たに亡くなられた故人は、一番左側に遺影を飾ると良いです。
遺影は必ず壁に飾らないといけないの?
遺影は必ずしも壁に飾らなければいけない、という決まりごとはありません。
しかし、
- ・南、もしくは東向きで飾る
- ・仏壇の中や真上に飾らない
- ・神棚より低い位置で飾る
- ・右から左へ先祖順で飾る
などといった一般的な飾り方のマナーにのっとり、壁に飾る家庭が多いです。
人の身長よりも高い場所に飾ることも多いため、壁に飾る際には外れないようにしっかりと固定しましょう。
鴨居がない場合はどうするの?
四十九日後、鴨居に遺影を飾る家庭が多いでしょう。
しかし、家庭によっては鴨居がない場合もあるかと思います。
遺影は鴨居に飾らなければいけない、といった決まりやマナーはないので、鴨居がない場合も壁に立てかけて飾っても問題ありません。
壁に固定して飾っても良いですし、壁に吊るして飾っても良いです。
遺影を飾るふさわしい場所
遺影を飾る場所として
- ・仏間、仏壇のそば
- ・鴨居
- ・床の間
が一般的であり、ふさわしい場所であるとされています。
しかし、遺影は宗教的な意味合いはなく、遺影の飾る場所に明確な決まりやルールはないので、洋室やリビング、玄関など、好きな場所に飾っても問題ありません。
ただし、日の当たる場所に飾ってしまうと遺影が日焼けしてしまう可能性があるので、直射日光の当たらない場所を選ぶようにしましょう。
近年流行!おしゃれな遺影のおすすめな飾り方
遺影の飾り方に決まりごとがないことから、ここ最近ではインテリアと調和するようなおしゃれな飾り方が流行しています。
様々な種類の額縁やフレームが販売されていたり、インテリアと合わせて飾り方を工夫したりと、アイデア次第でいろいろな飾り方ができるのです。
遺影をインテリアと調和させるように飾ることで、処分することなく大切に保管することができますね。
ここではおすすめの遺影の飾り方をいくつかご紹介します。
クリアフレーム
出典:SHOWZOUWEB
クリアフレームはどんな部屋の雰囲気にも合うので、和室、洋室、玄関など、飾る場所を選ばず、どこにでも自然に飾ることができます。
卓上タイプなので、住宅事情で壁に穴を開けられない方でも安心です。
収納棚の上やリビングのカウンターなどに置いても、インテリアと馴染みます。
故人との思い出を感じられる他の写真と一緒に飾るのもおすすめです。
クリスタルフレーム
出典:AtelierGREIN
クリスタルフレームもクリアフレームと同じように、和室、洋室、玄関とどのインテリアにも合わせやすいです。
卓上タイプで飾りやすいだけでなく、故人の名前や飾りの彫刻も入れられて、シックな雰囲気に仕上がります。
横幅245mm、高さ170mmと比較的コンパクトな商品ですので、遺影を飾りたいけどあまり場所がない、という方におすすめです。
Being frame(ビーイングフレーム)
故人の遺影だけでなく、思い出の写真も一緒に飾りたい方は、ビーイングフレームがおすすめです。
写真は6つ切りサイズのものを1枚飾っても、2Lサイズを2枚飾っても、2L1枚とL版2枚を飾っても、お好みレイアウトで飾ることができるので、より故人らしさのある遺影を残すことができるでしょう。
また、奥行き9cmといった非常に薄くクリアなデザインで、リビング用の仏壇として活用できるアイテムになっています。
さりげないサイズ感とウッド調のナチュラルな雰囲気が、洋風のリビングに置いても違和感なく馴染みます。
家族のすぐ目につく場所に飾ると良いでしょう。
ビーチフレーム
出典:Amazon
シーグラスや海岸の砂などで作られたビーチフレームに遺影を入れて飾っても良いでしょう。
遺影に写る故人の姿が笑顔だったり、ナチュラルな雰囲気の場合はビーチフレームが雰囲気によく合います。
インテリアとしてリビングの一角に飾りたい方や、遺影のような堅苦しい雰囲気はないので、自然な雰囲気で飾りたい方におすすめです。
壁掛けフォトフレーム
出典:Amazon
壁掛けタイプが希望の方は、壁掛けフォトフレームがおすすめです。
写真立ての他に壁掛け用フックが付属しており、壁におしゃれに遺影写真を飾ることができます。本体の背面には立て掛け用のスタンドを完備しているため、テーブルや棚の上などに置いて飾ることも可能です。遺影を飾る際はリサイズしてから飾ると良いです。
遺影のほかに、故人との思い出の写真や故人が好きだったものを一緒に飾ると大変思い出深いフォトスタンドに仕上がります。
デジタルフォトフレーム
出典:Amazon
デジタルフォトフレームは、登録した複数の写真を1つの写真立てでスライドショーのように流すことができます。
遺影以外にも、故人との思い出の写真や故人の歴史がわかる写真を登録すれば、スライドショーを見ながら、故人との思い出が楽しめますね。
スマホから写真を転送できるため、同じ写真ばかりでなく故人との写真をたくさん流したい方におすすめです。
こちらも、リビングなど人目によく触れる場所に飾ると良いでしょう。
額用座布団やリボンで装飾する
出典:Amazon
昔ながらの額縁を使って遺影を飾りたい方は、額用座布団やリボンを使って遺影を飾ってみてはいかがでしょうか。
こちらも収納棚やリビングのカウンターなどに額縁の角に当たる場所において、その上に遺影を飾りましょう。
ホワイトとゴールドの色合いが上品な印象を与えます。
遺影のおしゃれな飾り方のまとめ
いかがでしたでしょうか?
遺影のおしゃれな飾り方について、インテリアに馴染むおすすめのアイテムの紹介とともに解説いたしました。
遺影の飾り方について、理解は深まりましたでしょうか?
宗教や地域によって遺影の飾り方に決まりごとはありますが、基本的にはルールや決まりごとはありません。
しかし、四十九日前後で飾り方が変わったり、仏壇の真上や中に飾らないようにしたりなど、守った方が良いマナーがあるため、住宅事情に合わせて守れる範囲でマナーを守って遺影を飾りましょう。
また、最近ではナチュラルな雰囲気のフォトフレームや遺影も一緒に飾れる仏壇もあるので、インテリアの雰囲気に合わせて飾り方を工夫すると、遺影も飾りやすくなりますよ。
遺影の飾り方について理解を深めることで、生活の一部におしゃれに遺影が飾れることを心より願っております。
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